2014年10月08日
「第11回 障害学会沖縄大会」プレ企画シンポジウム『東アジアの障害学の展望~中国・沖縄・日本~』
みなさん、こんにちは!
沖縄国際大学の岩田教授より、シンポジウムのお知らせが届いています。
中学・沖縄・日本の障害学について考える時間を過ごしませんか?
◇「第11回 障害学会沖縄大会」プレ企画シンポジウム『東アジアの障害学の展望~中国・沖縄・日本~』
■主 旨:
中国の市民社会の一部である障害者運動は、残念ながらこれまで外部からはアクセスしづらいものでした。しかし、障害者権利条約の実施という文脈の中で国際的なネットワークにつながり始めています。この度、国際的に活躍している中国の障害者運動のリーダーをお招きし、中国の障害者運動の現状をお話していただきます。また、障害者運動と深い結びつきのある「障害学」(障害を切り口に社会や文化を問い直す学問)についても中国の現状をお話しいただきます。
東アジアの国々と深い交流を行ってきた沖縄の地で、中国・沖縄・日本の障害者運動と障害学の対話と連帯を探究したいと思います。
なお、本シンポジウムは11月8,9日に沖縄国際大学で開催される第11回障害学会沖縄大会のプレイベントとして開催します。学会員でない方も参加可能ですので、ぜひご参加下さい。
☆障害学会沖縄大会 参加申込方法:第11回障害学会 沖縄大会HPに詳細が明記されています。http://www.jsds.org/jsds2014/
障害学会プレ企画シンポジウム
■プログラム
第1部:沖縄国際大学南島文化研究所セミナー
「東アジアの障害学のネットワークに向けて~中国の障害学から学ぶ」
第1報告:中国の障害者運動 ~ワンプラスワン
第2報告:障害者権利条約のシャドーレポート
第3報告:障害者権利委員会の総括所見と中国の障害者政策の課題
報告者:Zhang Wei氏(イネーブル障害学研究所)
Cai Cong氏、Fu Gaoshan氏(いずれもワンプラスワン障害者文化開発センター)
第2部:障害学会沖縄大会プレ企画
「シンポジウム 東アジアの障害学のネットワークに向けて」
シンポジスト:高嶺豊氏(エンパワメント沖縄)、堀正嗣氏(障害学会会長)、
Zhang Wei氏、Cai Cong氏、Fu Gaoshan氏
コーディネーター:岩田直子氏(沖縄国際大学)
■日 時:2014年10月18日(土)
1部:12時30分~14時30分
2部:15時~16時30分
■開催場所:沖縄国際大学13号館302教室 (〒901-2701 宜野湾市宜野湾2-6-1)
キャンパスマップ(13号館はマップH)
http://www.okiu.ac.jp/campuslife/campusmap/index.html#f
■参加費:無料
■申 込:申込み不要
■定 員:120名
■備 考:日本語への通訳、手話通訳、文字通訳サービスあり。
駐車場は第1駐車場をご利用下さい。
その他合理的配慮につきましてお気軽にご相談下さい。
■問い合わせ:
南島文化研究所:tel 098-893-7967
岩田研究室:tel/fax 098-893-9026
Email: jsds2014okinawa★gmail.com(★を@に変えてお送り下さい)
■関連情報
中国の障害学シンポ:URL:http://www.arsvi.com/a/20141018.htm
第11回障害学会 沖縄大会HP:http://www.jsds.org/jsds2014/
■障害学とは
障害学とは、障害を社会や文化の視点から考え、また障害を切り口に社会や文化のあり方を問い直す学問であり、知の運動です。障害学は、障害者運動の過程で、障害当事者を中心に、これまでの医療や社会福祉、教育等のあり方を根底から問い直す営みとして発展してきました。障害者を治療や援助の対象者と捉える考え方から脱却することを目指す試みであると共に、文化としての障害や障害者として生きる価値を大切にしています。


Posted by tamana at 16:46│Comments(0)
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